ユニットケアの目指す事は、「暮らしの継続」です。となると、ユニットケアを導入しているショートスティとデイサービスもそれを目指さないといけないか・・・?そう思ってしまいます。
「暮らしの継続」とは、「自分が自分としていられること」であり、環境をすべて今までと同じにすることではありません。家で「畳に布団で寝ていた方」が、「フローリングでベッドで寝る」ことになっても、「それでいい」とおっしゃればそれでいいのです。人としての尊厳や気持ちが阻害されることがなければ、環境の変化は問題ではありません。ただし、人により、大事にしたいことは異なりますので気を付けましょう。
さて、ショートスティとデイサービスはどんな運営がいいか・・・?それには、利用者の声を聴きましょう。ここを利用する方々は、基本は「家」ですから、それ以外の場として、みえるのですから、要望はいろいろあると思います。
思いっきり、サービス満点の旅館風。病院チックの機能訓練中心型。家での生活の訓練をする家バージョン。利用者の声を大事にしてくださいね。